大学の卒業式に着る服装のおすすめは?
衣裳のルールや選び方を解説

2021年12月20日

学業を修め新天地に旅立つ門出をお祝いする大学の卒業式。高校までは学校指定の制服を着用して出席する場合も多く、普段着用する制服がそのまま正装になるため、出席するときの服装に悩まなかったという方も多いのではないでしょうか?

しかし大学生は基本的に服装が自由なため、こうした式に出席する際に、どのような服装にすればよいのか悩んでしまう方や、どのくらいまでお洒落をしても大丈夫なのか分からないという方も、同時に多くなるでしょう。

そこでこの記事では、大学生が卒業式に着ていく際にはどのような服装が望ましいのかを解説していきます。

服装ごとのルールやマナーを守りつつもお洒落に着こなすためのポイントやコーディネートの例もご紹介するので、参考にしてください。

大学生が卒業式に着る服装の種類

大学生が卒業式に着る服装は、実際に着用する人が多い代表的な種類だけでも、以下のようなものが挙げられます。

  • スーツ
  • 袴や振袖などの和装
  • ドレスやフォーマルワンピース
  • 自作衣裳
  • 制服

卒業式の服装は「男性か、女性か」「服装で個性を出したいか、あまり目立ちたくないか」など、その人がどうしたいかによって変わりやすい特徴もあります。

そのため、卒業式に着ていく服装を選ぶ際は、まずそれぞれの服装がどのようなものなのかを知っておけると、自分に合った服装を選びやすいでしょう。

以下では、それぞれの服装の特徴をもう少し詳しく紹介していきます。

スーツ

男子大学生が卒業式に着用する際の基本的な正装となるのがスーツです。どの大学の卒業式でも、基本的にスーツで参加する大学生が多くなるでしょう。

スーツを着用する理由としては、大学の卒業をきっかけに本格的に社会人として活動していくことになるため、社会人としてのイメージに近く清潔感がありマナー面の問題も少ないスーツを着用するということ。

スーツは就職活動に使用したものを着るのもおすすめですし、入学式に着たものがあればそれを再び使用するのもよいでしょう。また、卒業式というお祝いに合わせて、華やかな色使いのネクタイや模様入りのワイシャツを着用する方も少なくありません。

ちなみに、女性の卒業生は大学にもよりますが、スーツに比べると基本的に袴姿が多く見受けられます。

袴や振袖などの和装

女子の学生に人気が高いのが、袴に振袖や着物などを合わせた和装スタイルです。

式の会場を見ると出席する女子大学生の多くが華やかな和装を着ていて、スーツなどで出席する女性の方が少ない……ということも珍しくないのではないでしょうか?

また、大学を卒業後は、袴を使用した和装は着る機会がぐっと減る可能性も少なくありません。

趣味や好みでお休みの日に袴や振袖を着ることはもちろん可能ですが、入学式や成人式も既に終わっているため、式典の正装として着る機会は滅多になくなるでしょう。そのため、一生に一度の機会と考えて卒業式に和装で出席する方も多いです。

なお、成人式などこれまでに何度か袴や振袖を着用した方であれば、当時の衣裳が手元に残っていることも多いでしょう。その場合は残っている着物に新しい衣裳や小物を合わせてアレンジを楽しんだり、手元にある振袖に合う新しい袴をレンタルしてみるのもおすすめです。

袴に合わせる振袖を選ぶときのポイント

実は、振袖は袖丈の長さに応じていくつかの種類に分けられます。

卒業式に着ていく振袖を選ぶときは袖丈が85cm前後と最も短い小振袖が定番とされているので、迷ったときは小振袖を選ぶのがおすすめです。

また、卒業式の服装を決める際には、それまでにお世話になった大学の職員や講師の方などの関係者、ご自身の家族などへの礼儀をふまえた服装を考えることが大切です。

そのため、衣裳の装飾を控えめにし、振袖に落ち着いた色味の袴を合わせて全体的に落ち着いた、派手すぎない印象を与えられるよう工夫する方も多いです。振袖や袴のデザインに応じて、TPOをふまえた上での華やかさを意識したアレンジを楽しんでみましょう。

ドレスやフォーマルワンピース

卒業式に出席する女性の中には、和装ではなく洋装を選ぶ方も少なくありません。

たとえば、フォーマル系のワンピースは礼装のひとつとして考えられているため、礼儀やマナーに反せず、派手すぎずとも華やかなデザインの衣裳を着ることができます。

和服ではなく洋服で出席したいが、スーツ以外を選びたいという方には、式典用のフォーマルなドレスやワンピースを選ぶのもおすすめです。

ただし、実際の衣裳を選ぶときは、和装を選ぶときと同様、全体的に派手すぎずシンプルに落ち着いたデザインとなるようにすることをおすすめします。

装飾が多い華美すぎるものや、スカートのボリュームが大きいものを着用すると、全体的に落ち着いたシルエットの他の学生と比べて浮いてしまう可能性があるため注意しましょう。

自作衣裳

服飾系や美術系、芸術系などのクリエイティブ関連の大学であれば、卒業生自身が卒業式に出席するための衣裳を自作することもあります。特に服飾系の大学であれば、卒業式に自身が着る衣裳を卒業制作の作品として発表することもあるでしょう。

和装、洋装、スーツといった限られた選択肢の中から選ぶのではなく、多様かつ自由なスタイルで卒業生それぞれの個性を引き立たせることができます。

制服

防衛大学校などの一部の大学では、卒業式の当日は普段学生が着用している制服を着るよう、あらかじめ取り決められていることもあります。

その場合は大学の指示に従い、指定された服装で出席するようにしましょう。

なお、指定の制服を着用する大学でなくとも、大学内の応援団に所属する学生の方は、学ランなどを着用して卒業式に出席する場合もあるでしょう。

卒業式の服装別!着こなしのコツ

ここまで、大学生が卒業式に着ることの多い服装について解説しました。その中でも特に定番なものとしては、スーツ、袴と振袖を合わせた和装、ドレス、ワンピースなどが挙げられるでしょう。

しかし、これらの定番の衣裳には、着用にあたって様々なコツ・ポイントがあることをご存知でしょうか?

着用時のマナーなどを覚えておくことで上品な印象を与えることができるため、ワンランク上のオシャレを楽しむこともできるでしょう。

ここでは、卒業式という晴れの日の式典にふさわしい着こなしのコツについて、服装別に解説していきます。

スーツ

卒業式に着ていくスーツは就職活動時に使用したリクルートスーツなどをそのまま着用してもまったく問題ありませんが、アレンジをしない素の状態だとシンプルすぎるために地味に感じることもあるでしょう。

その場合は、中に着るワイシャツやネクタイに華やかなデザインのものを採用したり、バッグや小物、アクセサリーなどでアクセントを出してみたりするのがおすすめです。

以下では、男女別にスーツをアレンジして着こなすポイントについてもう少し詳しく解説します。

女性のスーツの場合

女性の場合、中に着るワイシャツをピンクや水色といった様々な色を選べるカラーシャツを採用したり、パンツスタイルでクールに決めたりするスタイルが特に人気が高いでしょう。

また、スーツを着つつも華やかな雰囲気を出したい場合は、身に着けるバッグなどの小物や靴にもこだわるのがポイントです。

バッグであれば、光沢のあるレザー素材のフォーマルバッグや、バッグ自体にある程度装飾が付いたパーティ向けのバッグなどをスーツと合わせてみるとよいでしょう。

スーツに合わせる靴といえば基本的にはパンプスとなりますが、パーティ向けのデザインが採用されたパンプスを履いてみると、就職活動用のスーツを着ていたとしても、当時とはまた違ったスタイルで決めることがしやすいはずです。

男性のスーツの場合

男子大学生がスーツを着る場合も、女子大学生と同じく中に着るワイシャツの色やデザインを派手すぎない範囲で華やかなものにしてみるのがおすすめです。ネクタイに鮮やかな色やデザインのものを採用し、アクセントとして使うのもよいでしょう。

また、通常のネクタイではなく蝶ネクタイを採用するのもよいですし、ネクタイピンや腕時計、胸元のスカーフといった小物やアクセサリーで、キラキラとした華やかさを演出してみるのも有効です。

袴や振袖などの和装

卒業式に袴や振袖といった和装を着用して出席する場合、和装の種類や色の組み合わせなどに特に気を付ける必要があるでしょう。

意識しておくべきポイントとしては、袴と振袖を合わせた場合の全体のカラーバランスを整えることです。たとえば全体的に袴にやや暗めの色を選んだ場合、上に合わせる振袖は明るく鮮やかな色のものを選ぶ……という感じで全体をコーディネートしていくのがおすすめです。

以下では、袴と振袖のふたつについて、それぞれ気を付けるべきポイントを詳しく紹介します。

袴は女性であればスカート型の行灯袴、男性であれば羽織付きの馬乗り袴を着用するのが一般的です。

袴の色には基本的に制限はなく、好きな色を選ぶことができますが、えんじ色や桃色、紫色など華やかかつ深みのあるカラーは比較的人気が高くなりやすいといえるでしょう。

和装は中心となる色で全体の印象が変わりやすい特徴があり、その中でも袴の色は印象に特に影響しやすいです。

色別に大まかな印象の違いをまとめると、以下のようになります。参考にしてみてください。

  • 赤色……伝統的な印象
  • 青色……知的で落ち着いた大人な印象
  • 黄色……明るくフレッシュな印象
  • 緑色……穏やかでゆったりした印象
  • 桃色……かわいらしく女性的な印象

振袖

卒業式に振袖を着ていく場合も、袴を合わせるか合わせないかにかかわらず、色の組み合わせを意識することがポイントです。また、袖丈が長いほど振袖自体のデザインが目立ちやすいため、振袖の色やデザインが派手すぎないか不安な場合は、帯の色や着物のデザインでバランスを整えてみるのもおすすめです。

振袖に模様が入ったものを着る場合は、小花柄や古典柄といった昔ながらのデザインのものを選ぶのが無難といえるでしょう。

ヘアセットはアップスタイルであればシンプルなポニーテールやお団子に、小さな小物・装飾品を合わせると印象が派手になり過ぎないため、髪型に迷った場合はおすすめです。

ドレスやフォーマルワンピース

ドレスやフォーマルなワンピースといった洋装の場合、動きやすさや見た目の上品さを重視して衣裳を選ぶのがポイントです。

ドレスやワンピースを卒業式に着る大学生に人気なのは、刺繍やプリントがない無地タイプの衣裳ですが、そのような衣裳はシルエットにこだわったデザインのものも多いです。上半身は身体にフィットしたシルエットでありながら、スカート部分が比較的広めのプリンセスラインと呼ばれるスタイルが定番といえるでしょう。

注意しておきたいのが、肩や脚などの露出をしないようにすることです。パーティの場などであれば問題はないのですが、不要な露出は大学の卒業式という場にふさわしくない印象を与えてしまいやすいです。

とはいえ、手元に袖付きのドレスやワンピースがないなどの理由から、やむを得ず肩や脚が出るドレスを着ることもあるでしょう。

その場合は、ボレロやストール、ジャケットなどをうまく活用して肌を隠したり、ストッキングを履いたり、ロングワンピースやドレスを着用するなどで対処してみましょう。

まとめ

卒業式の服装は基本的にスーツもしくは和装で出席する学生が多く、次いでドレスやワンピースを着用する女性が多くなるでしょう。

大学から指定されない限り、清潔感やマナーを意識した正装や礼装であれば、どのような服装でもかまわないとされています。

袴レンタルのマイムでは、卒業式に袴で出席したいという学生の方向けに、様々なレンタルプランをご用意しております。着物や袴の着付けだけではなく、衣裳と合わせて使えるバッグや小物、髪飾りなども取り扱っており、オプションでは袴とよく合うブーツも着用いただけます。

コーディネートの相談にもお応えできますので、一生に一度しかない大学の卒業式にはぜひ袴や和装を着て楽しむことも検討してみてください。

《参考》
レンタルプラン|マイム|卒業袴・振袖・ウェディングドレスのレンタル

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